【 課 題 】
日本の夏をイメージした「冷やしそうめん」を題材にしてビジュアルをつくる。氷の富士山をいれて涼しさを演出する。

ここで問題になるのが富士山を氷で作ること。氷のような質感のあるプラスチックで作ったり、
氷のかたまりを用意して彫刻するなどの方法があるが、3Dプリントで作ってみた。

アイデアを考えてラフスケッチをおこす 3DCGで形を模索する できたデータを利用し3Dプリントで出力する [3DCGで造形修正~3Dプリント出力] の行程を繰り返し形を仕上げる 形ができたら水を入れて [氷の富士山] を作る 撮影して出来上がり   詳しく見る


アイデア スケッチ

器に入れたそうめんがある。はしでそうめんをつかんで雰囲気を演出する。そして主役は氷でできた富士山です。


3DCG(3次元モデリング)

富士山はコンピュータ上の3DCGソフトを使い形を模索する。粘土で形を作るように3次元で立体をおこす。
パソコン画面の画像をイメージしたものになるよう形状を作って検討する。
● ● ●
3DCGソフトは立体物をすばやく成形するのに向いている。ラフから立体を作り修正できる良いツールである。

実際の富士山は意外と裾広がりで勾配がなだらかである。
斜面がゆるやかだと魅力的でないので工夫する。
少し斜面を急にして火口を大きくひろげてみる。
デフォルメしていいカタチをさがします。
もっと高さをだしてみたり・・・
火口をくぼませたり・・・
リアルな山肌、火口を表現してみたり・・・
山肌を極端に凸凹をつけてみたり・・・

少しリアルに、またそうめんに隠れてしまわないように高さをデフォルメしました。
CGでつくる富士山の出来上がり。


3Dプリント(凸版)

CGできたデータをそのまま利用して3Dプリンターで出力する。考えていたものにふさわしいか手にとって確かめる。
撮影を想定してアングルを考慮しながら形状を確認し、納得がいかなければCGに戻り形を修正し再び出力する。
● ● ●
3Dプリント出力は最終的な形を把握するのに最適である。これまでにないソリューションを提供してくれる。


3Dプリント(凹版)

形状が決まったら、凸データから凹データを作る。データを変換すれば形は作れるが水を入れて氷にするため、
逆さまにして倒れない容器となるように手を加える。3Dプリント出力すれば製氷用容器の完成だ。
● ● ●
3DCGソフトで形を作ることで複製・反転・変形など後処理で発生する作業に柔軟に対処することができる。


氷の富士山
氷の富士山

3Dプリンターで出力した容器に水を入れて冷凍庫で凍らせる。富士山の頂上付近に雪があるようにつくるために、
最初に雪になる部分を凍らせる。その後に青く着色した水を追加して凍らせれば、氷の富士山の出来上がり。
冷やしそうめんと氷の富士山をセッティングして、溶けないうちに撮影する。

出来上がりをご覧ください。

氷の富士山と冷やしそうめん

日本の夏 〜冷やしそうめんと氷の富士山〜 完成!



応用例

このように容器を作って成形する手法にはいろいろな応用が考えられます。
例えば、氷でこのようなものを作ったら・・・

 ・ジョーズ(サメ)が現れた場面
 ・氷の上にシロクマやペンギンがいる場面

あるいは氷ではなく、雪やチョコレート、ご飯粒(おにぎり)など
固めることができる素材を使い、すきなものを作ることができるでしょう。

応用は限りなく必要なのは、ただ一つ「おもしろいアイデア」です。


氷で思いついたビジュアルのアイデアが、
3Dプリントによって作ることができた。

何かをイメージして作りたい形があったら、
面白いビジュアルのアイデアを思いついたら、
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